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経理業務の受託と自計化指導

従業員 30 人程度の会社を経営していますが、会社の将来はバラ色とは言えず、後 5 年位したら会社を整理し、引退後は長女夫婦(子供は他に上場会社勤務の長男がいる)と一緒に暮らそうと思っています。賃貸マンションにむく遊休地もありますので、長女夫婦にそれなりの報いをしたいと思っていますが、どうしたらよいでしょうか。

A:答え

後 5 年位でハッピーリタイアメントをしたいということですね。まず、会社が上手に整理できるようにしなければなりません。会社に企業価値があれば、会社自体を第三者に売却する方法があります。会社売却は、自社株式を買い手に譲渡すればよく、税金も譲渡所得に対しも20%ですみます。企業価値が乏しく買い手がいない状況でしたら、会社を解散することになりますので、従業員や役員の退職金を用意しなければなりません。資金の調達は、内部留保資金、生命保険、資産の売却で賄うことになります。したがって、5年後の会社の財務状態を予想し、早急に具体的な対策をとる必要があります。会社整理にはかなりの資金が流出することが多いので、整理後の手元資金はそれ程多く残らないかもしれません。遊休地があるということですが、相続が発生すると、どうしても法定相続による分割になる惧がありますので、生存中に遊休地を生前に長女に譲渡し、相続財産からはずしておく方がよいと思います。遊休地を有効利用し、ノンリコースローン(責任財産限定型ローン)で賃貸マンションを建て、その収益を長女夫婦に供与したらどうでしょうか。通常の銀行融資は自宅等の担保提供や個人保証が必要になりますが、ノンリコースローンは、返済責任が社長様のその他の資産には及ばないので、長女夫婦も安心です。

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