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最前線で見た医院開業成功の秘訣

開業すれば成功する時代は終わった。
医院開業で成功するためのノウハウをまとめました。

医院開業相談コーナー

医院開業成功のノウハウ公開
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  1. (準備期間と開業心得)
  2. (開業コンサルタント)
  3. (開業資金)
  4. (開業場所の選定)
  5. ( 内装・設備 )
  6. (人材の募集・雇用問題)
  7. (リスク・マネジメント)
  1. (準備期間と開業心得)
    Q1:開業までどのくらいの準備期間が必要とされるのか?
    A:慌てて開業しますと、いろいろ開業して苦労します。1年半くらいかけるつもりで準備してください。開業までに、どのようなことをしなければならないかということを、スケジュールに落とし込んでいってください。
    Q2:開業に当たって特に気をつけなければならないことは何ですか?
    A:診療科目が同じの成功している先輩などの診療所を見学し、どうしてはやっているか、現場の声を聞きながら、先生にあった、診療理念、診療コンセプト、患者接遇、内装設備などを、書面にしっかり書き上げていくようにしてください。ご自身がやっても成功するという自身と確信がもてるように開業準備をしてください。いろいろ心配事が湧き出て、開業を延ばそうかと悩まれることもあると思いますが、「苦労があるが絶対成功するのだ」という強い意志を持つことが大切です。
  2. (開業コンサルタント)
    Q1:開業コンサルタントを利用する必要がありますか。。
    A:医院開業された開業医の約7割が何らかのコンサルタントを利用しております。
    開業に詳しい、実績が抱負で信頼できるコンサルタントなら、先生一人で準備するより効率よく、的確に必要な開業業務をスケジュール通り進めてくれます。
    勤務状況から、開業準備の時間がなかなかとれない先生の場合は、開業コンサルタントを利用すると良いでしょう。但し、信頼できるコンサルタントでなければなりません。
    Q2:開業コンサルタント料は通常どのくらいするのか。
    A:専門業者の料金は100万円〜200万円といわれております。無料相談をおこなっている薬品卸業会社もあります。
    Q3:開業地の選定、銀行交渉、人材募集などどこまでやってくれるのか
    A:コンサルタント料金によってその熱の入れ方も違うといえます。しかし、なかには、料金が高くてもあまり動いてくれないコンサルタントもおります。先生のためにどれだけ一生懸命支援してくれるコンサルタントであるかがポイントになります。
  3. (開業資金)
    Q1:自己資金が少ないのですが、開業することができますか?
    診療科目、診療コンセプト、一戸建てかビル診、などで設備投資金額が違いますので、当然用意すべき自己資金の金額も違ってきます。設備投資額の20%以上を自己資金で賄うという目安で、自己資金を蓄えてください。
    Q2:親・兄弟や親戚を保証人にしたくないのですが、担保がなくても融資してもらえるのですか?
    奥様に収入があれば、奥様を保証人に立てることができます。奥様も保証人に立てられないときでも、国民金融公庫は500万円まで無担保で融資をしてくれます。
    Q3:融資申し込みに必要な書類は、自分一人でできますか?
    勿論、単なる申し込みだけなら、ご自分一人でもできます。しかし、融資を正式に決めるのは、銀行の融資担当者ではなく審査部であるため、開業が間違いなく成功し、借入金の返済も問題ないことを納得させる書類を同時に提出しなければなりません。そのためには、専門家が手を加えた、経歴書、事業計画書、診療圏調査結果などを用意することが必要になります。
  4. (開業場所の選定)
    Q1:開業場所をどのように探したらよいのか
    土地勘のあるところ、競合相手が少ない場所、集患しやすい場所、勤務している医療機関から近いところなどが開業場所となります。ご自分で物件を探すことも良いのですが、不動産仲介業者、開業コンサルタントなどを介して開業物件を紹介してもらう方が効率的で、賃貸条件の交渉も無難にできます。紹介された物件の場合は、客観的に開業場所として適切であるかどうかご自分一人で確かめ、先輩の開業医等からも意見をもらい、決めるようにすることが肝心です。
    Q2:診療圏調査はどのようにすればよいのか
    人口統計、疾病統計、競合医療機関などの資料は市町村役場や保健所から入手しできます。メディットでは、1次診療圏、2次診療圏について人口統計、医療機関の診療科目、院長の学歴などの情報が記載された資料を無料で提供してくれます。しかし、提供された情報だけでなく、先生ご自身が診療圏を実際に歩き、インタビュー等して肌で診療圏の実態を把握することが一番重要です。
  5. ( 内装・設備 )
    Q1:内装設備にはどのくらいかけるべきですか?
    先生の目指す診療コンセプトや調達可能資金の額によって違います。しかし、内装は坪当たり40〜50万円くらいかかると思ってください。
    Q2:親戚に内装業者がいるのですが、専門業者に依頼した方がよいのですか
    医療機関の内装設備は特殊であり、経験と実績がないと開業してからいろいろ不都合が出てきます。したがって、設計は、実績のある専門業者に依頼し、設備用具や材料は親戚の会社からも「見積もり」をとり、コストを下げるようにしたらどうでしょうか。
    Q3:資金が足りないのだが、医療器械はどこまでそろえるべきですか?
    まず、希望する医療器械の優先順位を決め、どの器械が導入可能か検討してください。導入したいが資金的にできない場合は、中古でも可能かも検討してください。軌道に乗ってから最新鋭の器械を導入する方法も賢い方法といえます。
    Q4:資金がないので医療器械をリースにしようと思うのですが?
    どうしても最新の器械を導入したい場合は、リースを検討してください。その場合、毎月のリース料以上の収入が得ることができるかが判断の基準になります。開業時は特にWantとNeedをしっかり区分して設備投資の額を決めるようにしてください。
  6. (人材の募集・雇用問題)
    Q1:優秀なスタッフはどのようにしたら集まるのですか?
    過去に知り合った人材に来てもらえれば良いのですが、それもなかなか難しいことです。一般募集の場合、相場より若干高い給与を条件に募集することがポイントとなりますが、それでも保証はありません。優秀なスタッフは、「縁」と「職員教育」と割り切りことも、開業の心得かもしれません。
    Q2:面接で間違いなく人選したいのだが、自信がありません。
    どういう能力と性格をした人材を希望しているのか担当部署別に明確にしておくこと。また、面接時に何を質問するのか事前にしっかり質問事項を決めておくこと。なお、経験豊富な第三者に立ち会ってもらえば、独りよがりの判断が避けられるようになります。
    Q3:給料はどのようにして決めたらよいのですか
    職員の能力が開業する前に的確にわからないため、開業3ヶ月間は全員見習いとしパート扱いし、勤務実態を見てから給与を決める方法も上手な人事管理といえます。
    Q4:しっかり雇用条件を決め、開院してからもめたくないのですが
    院長先生にとって、生まれて初めての雇用であり、また、スタッフ全員も先生に初めて雇用されることになるので、いろいろトラブルも発生します。開業当初より就業規則を整備しておくことが必要です。
    Q5:スタッフには、社会保険・厚生年金や雇用保険を加入すべきですか
    開業3ヶ月間は、人の出入りが良くあるので、「見習い扱い」し、加入を控えた方がよいと思います。
  7. (リスク・マネジメント)
    Q1:借入金が多額にあるのに、病気になったら心配です
    借金の残高は逓減していきますので、保険金が逓減する 逓減型生命保険に加入するとよいでしょう。資金繰りの心労から病気になるケースが多いので、勝算のある開業計画を練り上げることが大切です。
    Q2:もし、患者数が思ったより少なく、返済できなくなったらどうしよう。
    当初、目論んでいた予想より患者数が少ないことはよくあることです。そのため、余裕のある資金繰り計画を作ることが大切。自己資金はすべて開業資金にあてがわず、リスクに備えてもっておくことが大切です。少なくとも2年くらいの家計費は別段貯金としてもっておくと気分も違います。
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