
利益はソコソコ出ているのですが、いつも資金繰りには困っています。
会計事務所の担当者からは、その原因についていろいろ説明を受けるのですが、よくわかりません。どうすれば、「勘定足りて銭足らず」の経営から脱却できるのですか教えてください。
まず、次の点をチェックしてください。
Step 1
- 償却前利益の額が借入金返済より少なくないか
- お金の流出のない減価償却費の額が少なくないか。
- 売掛金の回収期間が仕入債務の支払サイトと比べて長くなっていないか。
- 設備投資が多額の借入金で賄われていないか
- 回収が長期間になっている不良債権が多額にないか。
Step 2
簡易キャッシュフロー計算書を利用して、貴社のキャッシュフローがどうなっているか把握してください
- 営業キャッシュフローから財務キャッシュフローを控除すると
- マイナスになっていないか
- 営業キャッシュフローに対して投資キャッシュフローが多額になっていないか
Step 3
- 代金の回収を早め、支払いは遅くする
- 不良債権を処分する。
- 借入金の返済を延ばす
- 採算性の悪い業務は早急には廃止する。
- 業績給のウエイトを増やし、業績の悪い社員を再教育する
- 無駄なコストを削減する
- 付加価値の高い業務を創造する
このような Stepをふみ、地道な努力をしながらすべてのベクトルを営業利益が高まるように向ける経営努力がキャッシュフロー経営ということです。
当事務所は、こうした「付加価値の高い」、「経営効率の高い」経営を実現できるよう経営者の皆様と共に考え、ご支援ご指導しております。
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